今回の東日本大震災において被災されたみなさま。
心よりお見舞い申し上げます。
そして一日も早い復旧、復興をお祈りします。
大震災から11日経つのですね。
今朝の新聞やニュースでは、9日ぶりに80歳のおばあさんと16歳のお孫さんが救出されたと目に耳にし、嬉しくて言葉になりませんでした。
あきらめてはいけないと言う『希望』を見ました。
連日連夜テレビではどの放送局からも震災の様子が流れていました。
私はただただテレビから目が離せなくて、何もできず自然の脅威に言葉を無くしていました。
自分がもし震災に遭い、家族、親戚、友達、ペット、家、宝物、思い出、光、暖を一気に無くした時に、こんなにも強くいられるだろうか…。
大切な友達が被災地にいて、地震のニュースを聞いた時に真っ先にその友達のことが浮かんだ。
友達は、私が思ってもみない明るい声で電話に出てくれて…
その後も、ライフラインがストップしてる中、メールや電話で話した時も、いつも明るくて『元気だよー』って言ってた。
今思えば、私は自分のエゴで友達の声が近くに感じることで安心してたかもしれない…。
本当に本当にあの時、友達の力に少しでもなれたのかなって…。
『元気だよ』って…。
元気じゃないよね…
辛すぎる現実が目の前に広がってるんだよね…
友達だけじゃない。
テレビに映る被災地のみなさんの姿。声。
救助に向かわれてる自衛隊、消防士、警察官、レスキュー隊のみなさま。
お医者さん、赤十字、各国のレスキュー隊、自治体、職員、ボランティアのみなさま。
いろんな方々が今、ギリギリのところで力を合わせておられて…。
そんな中、平穏な毎日を過ごすことが出来ている自分にできること…。
現地に向かう勇気もなく、募金をするしかまだ出来ていません…。
多くの命が地震、津波によって奪われてしまいました。
その数を知る度に心が痛くなり、その命一つ一つにたくさんの繋がり、思い出や未来があったかと思うと本当言葉になりません。
そんな中、大きな被害は出なかったみたいだけれど、群馬に住んでいる友達の赤ちゃんが産まれました!!
震災後の15日に。
元気な女の子。
たくさんの尊い命が犠牲になっている中で、
こうして新しい命がこの世に生まれてきました。
保育士という仕事柄、日々命を預かる立場として責任を持って毎日を過ごしています。
テレビ、新聞からは、毎日少しでも力になれたらと、日本中、世界中からあたたかな協力の手や、気持ちで溢れていることを知りました。
日本も、まだまだ捨てたもんじゃないなって思った。毎日人を傷つけたり、殺したりするよーなニュースを見るたび、なんでっ!?って思ってた。
最近の若者はって言われるたび、諦めてた。
だけど、こうして多くの人が困った時に、助け合う心をみんなが持ってる
これから先、日本にどんな事が起きるか分からない。
なにが起きても、何回だって立ち上がってくれる!!そんな日本の将来を担ってくれる子どもたちになってくれるよう、
毎日私はたくさんの愛で保育していきたいと思います。
空は日本中を、世界中を繋いでる。
四季のある日本には、もぅ春がやってきました。
家の裏に、ふきのとうが顔を出しました。
土手には、オオイヌノフグリも花を咲かせました。
津波ですべてが流された大地に、一日も早く草木も蘇りますように…。
そして、たくさんの笑顔が戻りますように…。